こんにちは!
クリスチャン専門の結婚相談所Lita marriage service(リタ・マリッジ・サービス)の津村です。
今日はクリスチャン婚活をこれから始めようかなと考えている方向けに、このあたりは事前に整理しておいた方が良いよ!ということをお伝えできたらと思います。
私は3年前の2018年に結婚相談所を立ち上げてから、毎日のように独身クリスチャンの方と面談してきました。軽く1,000人を超える方とお話ししています。また、その後入会されて婚活をされる方もたくさん見てきました。
うまくいく方、なかなか前に進めない方、いろいろなパターンがありますが、多くの人の婚活を見ている中で、色々とわかってきたことがあります。その中でも、今日は婚活を始めるにあたり、これを整理しておくと婚活がうまくいきやすいよ、という内容を4つのポイントに分けてお話したいと思います。ぜひポイントを抑えて、良い出会いに結びつけて欲しいなと心から願います。
では、さっそく4つのポイントを1つずつ順にみていきましょう!
①結婚の動機を整理する
まず1つ目は、結婚をする、言い換えると婚活を始める動機を整理しましょう。それは「あなたはなぜ結婚したいのか?」への回答を準備することと同じです。今、あなたはこの問いに答えることができますか?
この記事を見てくださっている時点で「結婚したい」という気持ちはすでにあるかと思います。でも”なんとなく”結婚したいで、婚活を始めてしまいますと、途中で立ち往生してしまうケースが多いです。
なぜなら、婚活をする中で決断を迫れれることが多くあります。例えば、この人とお見合いをするのかしないのか。連絡先を交換するのかしないのか。このまま交際を継続するのかしないのか。本当にこの人と結婚してよいのか…。
そして、これらの決断は将来のパートナーを決めていく重要なものなので、とても難しいです。なんとなく結婚したいで婚活を始めてしまうと、この決断の中で悩みのるつぼにハマり、判断がぶれやすくなります。その時の感情や、直近で聞いたアドバイスを頼りに決断をすることになるので、方向性が定まりません。
予め自分自身の結婚の動機を確認し、整理しておくと、このあたりの判断が格段に
しやすくなります。
ただ、この種の問いは、考えれば考えるほど泥沼にハマってしまいやすい側面もあります。なので、そこまで考え込みすぎないで、サクサク紙に書き出しながら整理するのがポイントです。(実際に手を動かして書くと、整理されやすくおすすめです)
たとえば「自分は神様を中心とした賛美のたえない明るい家庭をつくりたい」から結婚したいんだ。くらいの動機で全然良いと思います。他にも「一緒に宣教師家庭をサポートしながら伝道に力をいれた家庭をつくりたい」という感じでもいいと思います。言語化し、動機を整理することが重要です。
また、婚活をする中で動機が変化していくこともあるので、最初に考え整理した動機に固執しすぎないことも重要です。人間は変わる生き物です。
②希望の条件を決めておく
次のポイントとしては、相手に求める条件を決めておくというものです。
相手の年齢の幅だったり、居住エリア、年収、趣味、ビジョンなどなど、いろいろな項目でこんな人がいいな、こういうタイプが理想的だなというものが出てくると思います。ひとまずそれを箇条書きで書いていきましょう。
内容の良い悪いはいったんわきにおいて、思いつく限り書き出してみるのが良いと思います。
例えば、「年収400万以上」「年齢は自分の年齢の上下5歳以内」「なにか楽器ができる」「音楽が好き」「毎日一緒に聖書を読める」「祈り課題を分かち合える」「将来的に犬を飼いたい」「年2回は実家に顔をだす」…
いったん書き出したら、本当にこれは必要なのか?どれくらいこの条件は重要なのか?を考えていきましょう。
私のおすすめは「理想の条件」と「最低ライン」の2段階で考えるといいかなと思います。
理想的にはこういう人がいいなという項目を挙げつつ、現実的にはすべてを満たす方というのは難しいことが多いので(そもそもすべてを満たす方が、本当に自分にとって良いのかという問題もあります)、最低これくらい満たしていれば結婚相手として検討できるかなという「最低ライン」を決めていくと良いと思います。センター試験でいう足切りラインを設定するようなものと考えてもらうと、分かりやすいでしょうか。
特に大事なのは「最低ライン」の方で、本当に大切だと思う3つくらいの項目にしぼると良いと思います。
具体的には「年齢は上下10歳」「一緒に祈る生活ができる」「年収300万以上」とかですね。
また項目を整理する中で、先のポイントで考えた「結婚の動機」に対応しているかもチェックしてください。意外と動機と条件がちぐはぐになってしまうこともあります。
③相談相手を複数もつ
3つ目のポイントは、相談相手を何人かもちましょう!です。結婚への動機を確認して、自分の希望の条件を整理して婚活に臨んでも、やっぱり婚活の中で迷うことは度々起こります。そんな時に相談できる相手がいることはとても大切です。できれば、状況や立場の異なる複数人の相談相手がいるとバランスの取れた結論を出せるのでおすすめです。
たとえば、教会の牧師さん、先輩クリスチャン夫婦、同年代の教会の友達、ノンクリの後輩などで意見をきける人がいると最高ですね。年齢層や、信仰の有無がバラけているといい感じです。
また相談相手としての「親」ですが、親なので子供(あなた)に対しる思い入れも強くなります。そのため、時にバランスを欠いたアドバイスになることもありますので、このあたりはどの程度意見を聞くかは注意が必要かなと思います。アドバイス聞いた上で、あくまで自立した人間として冷静に判断することが大切です。
ちなみに、教会の牧師さんと、5-10歳くらい上の先輩クリスチャンカップルは個人的にかなり頼ると思っていますので、今のうちからコミュニケーションをとっておくと良いと思います。
④実際に1歩踏み出す
さて、ここまで3つのポイントをお話してきましたが、実はこの最後のポイントが一番大事だったりします。それは、実際に行動をするかどうかです。
当たり前の話ですが、人と出会わなければ一切婚活は前に進みません。結婚への学びや準備はするけれど、実際に婚活と呼べるもの(まわりの人に紹介のお願いをするとか、出会いの場に参加してみるとか)はなかなか行わないという方が意外と多くいます。
大切なのは、実際に一歩踏み出すことです。小さなことで構いません。牧師さんに祈ってほしいと伝えるところから始めてみましょう。友人に「いい人がいたら紹介して」と声をかけることもいいと思います。どんなに小さなことでも良いので、結婚に近づくなにか(広い意味での婚活)を実際にやってみてください。結婚相談所の資料を取り寄せてみるのもいいと思います。
せっかくこの記事を読んでくださったのですから、ぜひ(というか必ず)今までとらなかった婚活の一歩を踏み出してください。
その小さな勇気がみなさんの人生を切り開き、良い道へとつながっていくと信じています。
⑤おわりに
婚活ってやっぱり大変なことも多いです。特にクリスチャン婚活は、そもそものパイが非常に少ないので、一般の婚活よりも大変!ということになりやすいです。婚活をする中で、うまくいかず涙することもあるでしょう。悩みに悩んで、苦渋の決断を迫られることもあるでしょう。
でもそんな中にこそ、神様が豊かに働かれ、その素晴らしさを体験できる機会なのかなと僕は思っています。また4つ目のポイントにも書きましたが、小さくて構わないので、ぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。
神様と一緒ならきっと大丈夫です。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。みなさんの婚活の助けになっていれば幸いです。また本記事が少しでも役立ったと感じて頂けましたら、ぜひリンクをシェアしてお友達にも教えて頂けたら幸いです♪