【婚活コラム】婚活と認知バイアス
神の視点で見るということ
婚活をしていると、「どんな人が自分に合うんだろう?」と考えますよね。でも、気づかないうちに“認知バイアス”という心のフィルターがかかってしまうことがあります。
たとえば…
「年齢は◯歳までがいい」
「この職業はちょっと…」
「信仰が熱心すぎるのは難しいかも」
一見、理性的な判断に見えても、実は過去の経験や不安、固定観念が影響していることが多いんです。たとえば、過去の恋愛がトラウマになって似たタイプを避ける「代表性バイアス」。第一印象だけで相手を評価してしまう「ハロー効果」。他の人の意見に流される「同調バイアス」などなど。
婚活の場にも、こうした思い込みはたくさん潜んでいます。でも結婚は「条件」ではなく「関係」です。どんなに理屈で完璧でも、愛がなければ続きません。逆に「タイプじゃない」と思った人が、神様が最もふさわしいと備えてくださった相手かもしれません。
聖書にはこう書かれています。
「この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分を変えていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」(ローマ12:2)
認知バイアスを取り除く一番の方法。それは「神の視点」で見ることです。「この人をどう見るか」ではなく、「神様がこの人をどう見ておられるか」。「自分に何が最善か」ではなく、「神様が私に何を教えようとしておられるか」。
その視点に立つと、焦りや比較、こだわりが少しずつ手放されていきます。婚活は、心を整える旅でもあります。神様の愛に照らされながら、自分の中の偏りを少しずつ整えていくとき、「本当に見るべきもの」が見えるようになります。
私たちの視点は限られていますが、神の視点はいつも真実です。その目で人を見、関係を築いていくとき、きっと良い結婚へと導かれていきます。
婚活は自分磨き!神様とともに心を整えていきましょう。
Lita津村